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zoom RSS テレビ考「パブリックビューイングと著作権」

<<   作成日時 : 2008/08/27 23:59   >>

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最近は、「パブリックビューイング」という言葉も定着したと思う。スポーツ中継などで行われることがあるが、競技会場の映像を、別の場所で公開するというものだ。サッカーJリーグの試合を例にとれば、アウェーのゲームをホームスタジアムの大型ビジョンで観戦できるというものだ。実際にパブリックビューイングで観戦したことがある人は分かると思うが、だいたいはスカパー!の生中継を流している。Jリーグの試合は、スカパー!が中継しているので、スカパー!に加入してその映像を使えば、独自に映像を入手する手段を考えなくともよい。実に便利である。しかし、ここで注意しなくてはならないのが、「著作権法」である。著作権法第三十八条3にはこうある。
放送され、又は有線放送される著作物(放送される著作物が自動公衆送信される場合の当該著作物を含む。)は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金を受けない場合には、受信装置を用いて公に伝達することができる。通常の家庭用受信装置を用いてする場合も、同様とする。
つまり、パブリックビューイングを実施する場合、観客から料金を受け取らなければ、テレビ放送を用いることができるということだ。そのためか、パブリックビューイングは、入場料無料の場合が多い。

昔の街頭テレビも、いまでいう「パブリックビューイング」だ。いまでも、駅の待合室や高速道路のサービスエリアでもテレビを見ることができるが、これも「パブリックビューイング」にあたる。それでは、隣の県に設置したアンテナで受信した他県の放送局の地上波放送をパブリックビューイングとして公開することは、著作権法上できるのだろうか。アンテナとテレビの間にインターネットを介すと「送信可能化権」を侵害する恐れがあるので、すべて自前のケーブルとする。これが実現できるのは、鉄道会社か高速道路会社くらいしか思い浮かばないが、他のエリアの番組がどうしても生で合法的に見たい人への解決策になるかもしれない。入場料や高速料金は、視聴のための料金ではないと主張できるはずだ。

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