「石田黙のある部屋」を推理する その2

NHKで放送中の「探偵Xからの挑戦状!」。第七回「石田黙のある部屋」(折原一さん作)について。

問題編は第五章まで話が進みましたが、いまだ謎はとけません。
三角定規警部補は、自然死と断定して話が進んでいます。最終的に誰が犯人を推理するのでしょう。

脅迫状の「黙に気をつけろ」の「黙」は「黒犬」で、黒く塗られた愛犬「シロ」がとびついてきて、「黒犬」に殺されると勘違いした星野竜三はなんらかのショックで心臓発作を起こし、その結果死亡したというのが私の推理です。発作を起こしている中、鏡に書き残そうとしていたダイイングメッセージは「犬」で、「大」と書いたところで息絶えてしまったと思います。
鏡の文字は「太」となっていますが、点の部分だけ直線的です。「大」の部分は文字が震えているので、犯人が点を書き加えたと思っていました。しかし、犯人にそんなことはできなかったのではないかと思います。いまは、この点はあらかじめ鏡に書かれていたもの。すなわち、竜三が石田黙の作品を鑑賞するために書き入れたもの、と思っています。
時計のような窓が描かれた作品は鏡像になっています。この作品か、残るもう一つの作品を鏡に写し、鏡に点を書き込むことによって、作品の意味を知ったのではないでしょうか。

石田黙の作品「解放区」で、森の中に白い犬がいるといっています。画像はケータイ小説でも拡大画面まで用意していましたが、気がつきませんでした。犬の部分の拡大画像を見て、はじめて分かりました。

犯人は、いまのところ娘婿の星野広彦が怪しいと思っています。ハンマーを物置にとりにいっている間、ひとりになっています。この間に何かできたはずです。黒く塗ったシロを書斎に入れ、書斎から連れ出すということをしなければならないのですが、書斎から出すタイミングが物置に向かったときだと思います。シロはどこから出入りしたか。ケータイ小説によると、「秘密の扉や隠れ場所などはなく、天井にも異常はなかった」ということですから、床のカーペットの下しかありません。
大村弁護士もひとりになっている場面があるので、可能性ありです。建物の外を歩いているときは、広彦が先頭です。その後を歩きながら、証拠の隠滅をはかっていたかもしれません。
妻の春江も合鍵をとりに行ってひとりになっていますが、すぐに戻ってきているので犯人ではないと思います。

まだ登場していない三つ目の作品が鍵を握っていると思います。

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