「殺人トーナメント」解決編

2009年11月11日(水)24時10分~24時40分放送「探偵Xからの挑戦状!」(NHK総合)。井上夢人さん作の「殺人トーナメント」の解決編について。

チャンピオンは予想通り新海亜希。トーナメント図から決勝戦は新海亜希と男性の戦いと解き、先輩・後輩の関係からよりチャンピオンは5期生の女子と導く。
ロジックパズルを解けば、自ずと答えが見えてくるので、正解を導くのは簡単だった。しかし、完全正解の条件は、結論に至るまでの道筋をきちんと説明しなければならない。図を示せば説明は簡単だが、ケータイサイトの応募フォームは文字入力しかできないので、すべてテキストで記述しなければならない。詳しく説明文を書いていくと、およそ2000字にもなった。それでも、推理する要素はないので、完全正解者は509人もいた。
509人もいれば、当然のごとく全員の名前は発表されない。おそらく完全正解したと思うが、実際のところは確認できない。

結局、佐分利光一が報告していた相手は深倉澄子ではなく、変装していた新海亜希だった。すでに深倉らは殺害された後で、真相を知ってしまった佐分利も証拠隠滅のために消されてしまう展開だった。フロアに誰もいない時点でおかしいと思わなければならないと新海は言っていたが、そのこと以外にも深倉本人ではないことを示唆する描写がいくつもあった。
何故、新海は佐分利をオフィスに呼び出したのか説明はないが、佐分利のしつこいメールから自分の正体が知られた可能性があると思い、証拠を確実に消すために確認する必要があると判断したと思われる。佐分利本人は分からなかったが、情報は正確に新海を言い当てているので、結局、消す必要になったわけだ。
新海が村越光昭の得意技(射撃)の情報を聞いて絶句する場面がある。これは、新海がトーナメントで村越と対戦したことを暗示していると思う。新海は変装して村越を殺害したので、村越の射撃の実力を身を持って体感しないうちに勝負がついたものと思われる。村越の射撃の実力を初めて聞いて、驚いたのではないだろうか。

ということで、次の作品がシーズン2の最終話である。


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NHK「探偵Xからの挑戦状!」

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